好きすぎて3回目で気が付いた。見てたのに、私節穴ですなぁ。
冬月が「今夕何夕」の曲を全部吹けない(尔玉が忘れたので知らない)。冯夕が吹いて、冬月が譜面に書き写すシーンで…
こ、これは古琴の譜(减字谱)ではないですか!
こういう所がこのドラマの良い所、嘘偽りなしに减字谱です。これで古琴「今夕何夕」弾けるかも…
いやー、無理、かなり高難度な曲で…私には無理。
散音(開放弦を弾く)はいいけど、泛音(弦を抑えて弾く)は苦手で、だから弾ける曲がほとんど無い…。
まぁ、YouTubeで教えてもらうんじゃ、高が知れてます、いつまでも基礎ですもんなぁ。
ドラマ「笑傲江湖」で古琴の存在を知り、映画「レッドクリフ」で孔明と周瑜の古琴合戦で、弾いてみたいと切に思い。
しかし、習いに行く先もわからずずっと恋していた古琴。
「三千鸦杀」郑业成の傅九云の古琴を弾く姿にグッときて、ちょうどその頃ちょっと予定より沢山ギャラを頂いて、衝動買いしてしまった。それも中国から輸入という、大胆不敵な恐れを知らない所業!
古典芸能をやっている立場で考えれば、弟子には三味線を買うには師匠や三味線弾きの方に相談して買った方がいいですよ。アフターケアや調弦・弾き方をきちんと知ることが出来て、変な癖が付かないですよ。なのに、何を血迷ったか!!
まぁ、弦楽器だし、三味線よりちょっと弦が4本多い七弦琴。琴の13弦より6本少ない。出来るだろう…。三味線に近い演奏法もあるし、弦を擦るとか叩くとか、普通に弾く、できるはず!と思ってました。
なめてましたねぇ。ネットで何でも調べれば出てくるけどね、結局は基本を先生から習って初めて成立するのが古典芸能。
とにかく、古曲でなくドラマで出て来る曲とか主題曲、「今夕何夕」「知否知否」「左指月」とかね…。軽く弾きたかったのよ!
でもね、結局基本なんですね。弾き方の本の文字説明もYouTubeで見ると、アリャイメージ違ったとか結構ありましたね。
ネットで古琴譜を探すと减字谱。この解析から頑張らないとならない。来年、習いに行こうかなぁ…。
もう少し、独学しよう、今の所楽しいからいいかぁ。しかし、古典芸能のプロがこんなことでいいかぁ。