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【三国志】北方謙三 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 時は、後漢末の中国。政が乱れ賊の蔓延る世に、信義を貫く者があった。姓は劉、名は備、字は玄徳。その男と出会い、共に覇道を歩む決意をする関羽と張飛。黄巾賊が全土で蜂起するなか、劉備らはその闘いへ身を投じて行く。官軍として、黄巾軍討伐にあたる曹操。義勇兵に身を置き野望を馳せる孫堅。覇業を志す者たちが起ち、出会い、乱世に風を興す。 高校生の頃に、実は一度挫折している北方三国志。 約10年ぶりに再挑戦してみたら……お、お、面白いぞーーー!!! あまりの面白さにすっかり三国志の世界にのめりこみ、約1ヶ月半で全巻読破しました 三国志といえばゲームの三國無双と、映画のレッドクリフの知識しかなかったのですが(笑) そんな超初心者の私でも、のめりこませてくれる北方さんの圧倒的な筆力。 もう「素晴らしい!」「ありがとう!」というほかありません 今まで知りませんでしたが、北方さんってハードボイルド作家として有名なんですねぇ。 それも納得。あまりにも格好良すぎる漢達の志と生き様に惚れぼれしました。 ≪オススメPoint≫ 息もつかせぬ展開 これが漢だ!! 国の興亡 号泣 全13巻(+読本1冊)今更内容を紹介するのも無粋な気がするので、特に良かった点を。 魏・呉・蜀それぞれの視点から描かれている。 というか、ほぼ登場人物皆の視点から描かれているので、誰もに感情移入してしまう。 曹操の苦悩、周瑜の野望、劉備の優しさ。傍から見れば超人でも本人達はそうじゃない。 彼らの心情をすご~く丁寧に描いているので、良い所も悪い所も見えてくる(笑) 例え敵であっても、相手の力量を認める器の大きさ。 この三国志の登場人物、総じて度量の大きな武将が多いです! 例え敵であっても敬意を払い、その人物の死に涙を流し「惜しい男をなくした」と嘆く。 まー司馬懿みたいにちっちゃい男 (個人的にはだけど。笑) もいるんだけどね。。。 手に汗握る知略戦!! もちろん呂布や張飛みたいな豪傑の戦いも圧巻なんだけど、頭を使う戦いがスゴイ。 蜀の諸葛孔明や、呉の周瑜等、天才軍師の奇策も読ませ所のひとつですねぇ。 特に「赤壁の戦い」(7巻)では、もう興奮しっぱなしでした~!! というわけで、とにかく面白いんです。 全巻手元に揃えてから(せめて3冊だけでも)読み始める事をオススメします ところで、読み進める上でテンションが上がる本を一冊紹介(笑) 「三国志 英雄・豪傑イラスト大事典EX」。
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魏18傑、呉14傑、蜀18傑、後漢10傑。合計60人の武将のイラスト&説明が載ってます。 これで主要人物は網羅できるし、イラストも綺麗で眺めているだけで楽しい! 人物像をイメージしながら小説も読めるので、何気に重宝しました。 ↓左上から時計周りに、周瑜・呂布・趙雲・夏侯惇 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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