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函館夜景の日(8月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日函館夜景の日(8月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月13日は「函館夜景の日」。今回は「函館夜景の日」の意味や由来を解説します。

また、「函館夜景の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに取り入れている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界や、夜景に関連する商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「函館夜景の日」の意味・由来とは?

8月13日は「函館夜景の日」です。北海道の函館市から見える夜景の美しさや魅力を伝えるために、函館市役所によって制定されました。

日付は、夜景の「や(8)」と、13をトランプのK(けい)に置き換えた語呂合わせ。1991年以降、函館夜景の日実行委員会を筆頭に、積極的な啓発活動が行われています。

函館の夜景は、神戸と長崎に並ぶ「日本三大夜景」のひとつ。旅行会社のなかには、函館の夜景をめぐるツアーを開催している場合もあります。8月は北海道で観光しやすい気候でもあるため、夏休み・お盆休みをきっかけに訪問も促しやすくなるでしょう。

「函館夜景の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「函館夜景の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「函館夜景の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「函館夜景の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「函館夜景の日」を元に発信をする流れ

「函館夜景の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「函館夜景の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「函館夜景の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「函館夜景の日」を広報PRに活かした事例

「函館夜景の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「函館夜景の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.函館山の夜景や歴史的建造物を巡る貸切タクシープラン

野口観光マネジメント株式会社は、2023年6月1日から9月3日にかけて、貸切タクシーの新プラン販売をプレスリリースで発表しました。のんびり函館観光を楽しみたい人に向けて、函館山から夜景を眺める80分コース付き宿泊プランです。

プレスリリースには、函館の美しい夜景を堪能した後は、歴史的建造物などの夜の姿を観光できるコースであることが記載。「函館夜景の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、夏休みシーズンも含むため、夏の函館旅行を検討している人を中心に、老若男女問わず全国各地の旅行者の興味関心を引いた広報PR事例といえるでしょう。

参考:【函館湯の川温泉/望楼NOGUCHI函館】夜景とライトアップした観光スポットを満喫 夜景観光貸切タクシー付きプラン

事例2.リブランドを記念する豪華特別イベントを開催

ケン・コーポレーショングループが展開するプレミア ホテル グループ(Premier Hotel Group)は、「プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-函館」へのリブランドに伴う特別企画を実施しました。

ライブイベントや朝食ブッフェ、ディナーイベントなど5つの企画を展開するプロジェクトです。プレスリリースでは、記念イベントの詳細情報を掲載したうえで、夜景を眺めながらお酒が飲めるバーや、宿泊ルームのイメージを写真で紹介しているのがGOODポイント。記念日に特化した広報PR事例ではありませんが、特別イベントならではの豪華な企画を積極的に発信した商材情報やビジュアルが参考になります。

参考:JR函館駅至近の「プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-函館」、6月に5つのリブランド記念特別イベントを開催!

事例3.北海道観光情報を中国に発信するミニプログラムを開設

株式会社ACDは、ANAあきんど株式会社との共同プロジェクトについてプレスリリースを配信しました。北海道とANAホールディングス株式会社との間で締結している包括協定に基づいて、公益社団法人・北海道観光復興機構と連携し、北海道の公式ミニプログラムを開設する取り組みです。

プレスリリースには、中国最大のSNS「WeChat(ウィーチャット)」内に北海道の観光情報を掲載。4つの地域に分け、函館夜景や阿寒湖、ジンギスカンといった多様な情報を発信していることを紹介しています。また、日本からのSNSやWebサイトを閲覧できない中国の検閲システムに着目し、直接アプローチするかたちで提供しているのが今回開設した「WeSearch」の強みです。

日本人向けのサービスではありませんが、企業や自治体に向けて発信することで、自社プラットフォームの認知拡大効果を発揮しています。

参考:北海道公式WeChatミニプログラムを開設 ~北海道の観光情報を中国に発信します!

「函館夜景の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

函館夜景や北海道旅行に関連する事業であれば、8月13日の「函館夜景の日」を広報PR活動に活かせます。函館夜景の魅力を発信したり、期間限定のツアー商品を販売したりすることで、啓発活動の一環にもつながるでしょう。

8月13日はお盆シーズンでもあるため、夏の旅行先を検討している人にもアプローチできます。旅行事業と直接的な関係がない場合は、日本三大夜景に絡めて紹介したり、アンケートを実施して調査リリースを出したりするのも一案です。

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